CPUを取り付けるときはICソケットが便利

マザーボードはパソコンの自作には欠かすことができない存在ですが、電源やDVDドライブなどのハードウェアやメモリー、CPUなどが別売りになっているため必要なものをすべて買い揃える必要があります。ただ、費用なものが揃えば後は組み立ててBIOSの設定やOSのインストールなどを経て起動させることができます。マザーボードには、CPUを装着するためのICソケットが事前に半田付けされているので、向きを確認して取り付ければ完了できる簡単装着ができるようになっているわけです。自作する人の中には、CPUなどのICをプリント基板に半田付けするケースもありますが、この場合もICソケットを使えばCPUを熱破壊で壊してしまうなどのトラブルを予防できますし、レバー付きタイプのICソケットを使えば簡単に脱着ができるので便利です。

DIPタイプのICでピン数が80個あるものは、片側だけでも40か所の半田付けが必要になり、慣れた人でも半田ゴテによる熱がCPUに与えられることになります。手付けの場合は、短時間で行うことが求められますが、ベテランの人でもある程度の熱がIC本体に加わることを考えると半田付けが慣れていない場合にはかなりの熱が加わることになるわけです。ICは元々熱にあまり強くない半導体ですから、慣れていない人などはICソケットを取り付けてから挿入した方が無難ですし、交換するときも簡単に取り外せるので再利用するときにも便利です。

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